烏隠れ
     k a r a s u - g a k u r e














烏隠れ"は、ユーザーの真田烏吉(蛇一)と
イクシーのアドニス・ニルバーナ、
クロカベックのザクロの三人で構成されている組織です。


烏吉(ウキチ)とは真田蛇一(hebiichi)の裏人格であり、
烏隠れの創設者、そして司令官です。


主な仕事は依頼を受けての暗殺・諜報活動。
烏吉が仕事を受けて司令を出し、アドニスが実行し、ザクロがサポートします。


アドニスの武器は大鎌ですが、大抵の武器は使いこなせます。
ザクロの武器はカスタムトンファー2本、またはサブマシンガンです。


澱座と共同戦線を張ることもあります。







「た、助けてくれ……!」

背中を向けて逃げるそいつを追いかけて、僕は森の中を走る。
足元は散らばった血飛沫のせいで走りにくかったけど、まぁ慣れたことだし。
でもあいつにとっては未体験のシチュエーションだったんだろうね。
案の定足を滑らせて前のめりに転んだ。
僕は走るスピードを落とし、座ったまま後ずさりするそいつに歩み寄る。

「金なら払う!だから、い……いの……っ!」

返事を聞き終わらないうちに僕はそいつの首に鎌を掛け、一気に切り落とす。
また血飛沫が舞う。
あーぁ、また服汚しちゃった。
顔に飛んで流れ落ちる血を拭い、辺りを見回す。
生きているものは、動いているものは、この森の中には僕一人だけ。
あとはみんな死んじゃった。僕が殺しちゃったんだ。

「相変わらずエグい殺し方するよなぁ」

急に後ろから響いた声に、僕は鎌を構えて振り返る。
でもそこには、まるでずっと前からそこにいたように、自然な格好で烏吉が立っていた。
さっきまで気配なんか全然なかったのに。
神出鬼没なんだよね、この人。
烏吉は器用に血溜りを避けながら僕の方に歩いてくる。
こんな血生臭い場所でも、烏吉の男物の香水は微かに香る。
僕はいつもそれが不思議でたまらなかった。

「烏吉、ギロチンがどうして開発されたのか知らないの?」
「はぁ?」
「罪人が処刑の時になるべく苦痛を感じないようにって作られたんだよん」
「嘘つけお前。ありえねぇよ」

蛇一だったらもっと驚いてくれたかなって思ったけど口には出さなかった。
烏吉は蛇一が嫌いだから。

「まーどうでもいいや。よくやったな。お疲れ様」

烏吉は服の裾で僕の顔を拭って、そのあとぽんっと頭を撫でて、僕の横を通り過ぎた。
やっぱり烏吉から血の匂いはしない。
どんなに血まみれになっても、きっと烏吉からは香水が微かに香る。
蛇一が掻き消してるのかな。でもこれは蛇一とは違う香り……

「おーいアドニスー!何やってんだ?早く行くぞー!」

ぼんやり考えてたら、とっくに烏吉は遠くの小道を進んでいた。

「あ、待って!烏吉!」

僕は慌てて烏吉の後を追う。

烏吉は僕の仕事が終わると、必ず成果を見に来る。

そして一つ二つ愚痴を零しながら、不器用に僕を誉めてくれる。

「てか、なんでお前は首を刎ねる殺し方にこだわるんだ?」
「……さっきの話聞いてた?」
「だから余計だよ。どうせ死ぬ奴になんで情けをかけなきゃなんねぇんだ?」

自分でもその理由はわからなかった。
僕はなんで敵を楽に逝かせる方法を選ぶんだろう……

「んと……わかんない……かも」
「なんだそれ」

ははっ、と烏吉は笑って、また僕の頭を撫でた。

「ま、後々わかってくりゃいいさ」
「うん……」
「明日はのんびり休もうな。何だっけ?あの緑髪の兄ちゃん……」
「チャンダン?」
「そうそれ。あいつのメシでも食いながらさ」






































NEOPETS, characters, logos, names and all related indicia
are trademarks of Neopets, Inc., © 1999-2009.
® denotes Reg. US Pat. & TM Office. All rights reserved.

PRIVACY POLICY | Safety Tips | Contact Us | About Us | Press Kit
Use of this site signifies your acceptance of the Terms and Conditions